火災予防について
火災は、人々のちょっとしたスキを狙って発生し、一瞬にして尊い命や財産を奪い、さらには火災の発見や通報が遅れたり、初期消火や避難誘導などが適切に行えず、その被害を大きくしています。
全国では、毎年3万件を超える火災が発生しており、平均すると毎日約80件の火災が日本のどこかでおきています。
住宅での寝たばこや天ぷら油の放置、不特定多数の方が利用する建物のずさんな防火管理等、ちょっとしたスキを火は逃しません。
「自らのところは自らが守る」という基本精神に基づき、「自分の家から火を出さない、自分たちの地域からは火を出さない」という心構えをもって、防火意識の向上に努めて下さい。
住宅防火 命を守る 10のポイント
4つの習慣
1. | 寝たばこは絶対にしない、させない。 |
2. | ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。 |
3. | こんろを使うときは火のそばを離れない。 |
4. | コンセントは清掃し不必要なプラグは抜く。 |
6つの対策
1. | 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用する。 |
2. | 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期に点検し、10年を目安に交換する。 |
3. | 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理し、寝具、衣類及びカーテンは防炎品を使用する。 |
4. | 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。 |
5. | お年寄りや体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。 |
6. | 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。 |
消防庁発行(火災予防啓発用チラシ「住宅防火 いのちを守る 10のポイント])←PDFファイルを表示できます。